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誰かとポケモンを遊びたくなったら? コンビニという新しい選択肢

誰かとポケモンを遊びたくなったら? コンビニという新しい選択肢 2021.05.27

壁一面に装飾が施され、天井には巨大なポケモン、ムゲンダイナの姿が。実はここ、新北市(台湾)にあるコンビニなのです。こちらのイートインスペースは、台湾にあるセブン-イレブンの中でもトップレベルの広さ。そのスペースが、ポケモンファンの集う特別な場所へと、丸ごと変貌を遂げました。いったいなぜ、この取り組みが実現したのでしょうか。

 

ポケモンは、2016年の『ポケモン GO』登場を契機に世界で爆発的に知名度を上げましたが、日本での取り組みと台湾での取り組みには、まだ大きな差がありました。すでに台湾でも人気の高いポケモンですが、日本に約30店舗あるポケモンセンターやポケモンストアも、台湾にはありません。このプロジェクトをきっかけに、より多くの方々にポケモンを知っていただき、多様なポケモンコンテンツに触れる機会を提供することができれば。そんな想いで、アジア事業部の台湾チームはセブン-イレブンにオファーをしました。

約6,000の店舗数で台湾首位を誇るセブン-イレブンでは、店舗の“数”ではなく、“質”を意識することが求められています。同社の担当者は、街中で目にしたポケモンに対する人々の熱量を肌で感じ、コンビニとポケモンをかけ合わせることで新たな価値を創出できるのでは、と、以前は見送っていたオファーを受ける決断をしました。そうして、「ポケモンファンが集うコンビニ」プロジェクトが動き出しました。

1ヵ月間お店を閉めて、1からの準備。日夜、たくさんのポケモンファンがこの場所に集うことを夢見ながら、さまざまな意見をぶつけ合い、空間デザインやインテリアを決めていきました。そんなデザイナーの想いが表れているのが、コチラの壁面。『ポケモンを知っている人も知らない人も、お気に入りの一匹に出会って欲しい』壁には、これまでの冒険で発見されたポケモンが可能な限り描かれていて、その多様性に驚かされます。また、より多くの人がこの場で遊べるようにと、テーブルやイスの数、そのデザインには特にこだわりました。このテーブルを使って、カードゲームやビデオゲームのイベントや大会も開かれています。ぜひ、訪れた際には、チェックしてみてくださいね。

オープン当日から、店内には多くのポケモンファンの姿が。“ポケモンが好き”という共通点が、人と人との新たな出会いを生み、育んでゆくのです。また、コンビニという業態には、多種多様な人が訪れます。その中心にポケモンが存在し、その場で遊びを提供できるということは、まだポケモンを知らない人がポケモンに出会い、好きになってくれる可能性を秘めています。株式会社ポケモンは、これからも、ポケモンと人々の接点を創出するチャレンジを続けます。

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