2020.11.30

AIを搭載した「はらぺこベトベター」が、楽しく街をキレイにします

1. AI技術×ポケモンで、リサイクルをもっと身近に

ゴミの分別やリサイクルに対しての意識を持ち、街の美化に楽しく取り組むきっかけをつくりたい。

そこから始まったのが「はらぺこベトベター ~ベトベターの満腹大作戦~」プロジェクトです。日本コカ・コーラ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社ポケモンの3社から集まった有志社員が、おおよそ1年をかけて構想・制作しました。

使用済みの飲料容器をAIで識別するリサイクルボックス「はらぺこベトベター」は、昨今社会的な関心が高まっているプラスチックごみ問題を、楽しく解決することをめざしました

「はらぺこベトベター」の口の中に組み込まれたカメラが対象物を撮影し、日本アイ・ビー・エムのAI技術「IBM Watson」が回収した空容器の種類(ペットボトル・ビン・カン)を識別。ベトベターが鳴き声によってその結果をフィードバックします。

また、このAIが認識した結果を蓄積し、Webサイトで可視化。これらの仕組みによって、再生できるものとそれ以外のものをユーザーが正しく理解し、楽しく分別・リサイクルしてもらうことを目指しました。

2. ポケモンワークショップから始まった3社共同プロジェクト

このユニークな取り組みのはじまりは、2018年にさかのぼります。ポケモンの新しい魅力発信を目的としたワークショップで、日本アイ・ビー・エムの有志社員が「IoTとAIのテクノロジーを活用して街をキレイにするベトベター」という企画を発案します

2019年7月には、この企画に賛同した日本コカ・コーラ社員が米国本社主催の社内ハッカソンに応募。これをきっかけに、3社有志の共同プロジェクトがスタートしました。2020年11月に初めて東京、池袋のサンシャインシティに設置され、以降は各地への設置を検討しています。

3. プラスチックリサイクルの課題を解決するために

飲料用ペットボトルは、適切な状態で回収されれば、プラスチック資源として再利用できます。一方、課題となっているのが、リサイクルボックスへの異物混入です

自動販売機の横にあるリサイクルボックスに一般ごみを捨ててしまう人や、そもそもそれが飲料専用であることを知らない人は少なくありません。リサイクルボックスの役割と分別回収の重要性が、まだ十分に認知されていないのです。

本プロジェクトが、こうした現状を解決するきっかけのひとつになれば幸いです。

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