
1. ポケモンファンが集まる台湾のコンビニエンスストア
壁一面に装飾が施され、天井には巨大なポケモン・ムゲンダイナの姿が! ここは、新北市(台湾)にあるコンビニです。
こちらのイートインスペースは、台湾にあるセブン-イレブンの中でもトップレベルの広さ。そのスペースが、ポケモンファンの集う特別な場所へと変貌を遂げました。いったいなぜ、このような取り組みが実現したのでしょうか。

ポケモンは2016年の『ポケモンGO』登場を契機に、世界で爆発的に知名度を上げましたが、日本での取り組みと台湾での取り組みにはまだまだ大きな差がありました。すでに台湾でも人気を博しているものの、日本に約30店舗あるポケモンセンターやポケモンストアが台湾にはありません。
このプロジェクトをきっかけに、より多くの方々がポケモンを知り、多様なコンテンツに触れる機会を提供できれば――。そう考えたアジア事業部の台湾チームは、セブン-イレブンにオファーしました。
2. こだわり抜いた「ポケモン一色」の内装
台湾のセブン-イレブンは店舗数は約6000店。コンビニ業界首位を誇りますが、これからの店舗は単純な“数”ではなく“質”が求められます。
同社の担当者は、街中で目にしたポケモンに対する人々の熱量を肌で感じ、コンビニとポケモンをかけ合わせることで新たな価値を創出できるのでは、とオファーを快諾。このようにして、「ポケモンファンが集うコンビニ」プロジェクトが動き出しました。
約1カ月間店を閉め、一から準備を開始。日夜、たくさんのポケモンファンがこの場所に集うことを夢見ながら、さまざまな意見をぶつけ合い、空間デザインやインテリアを決めていきました。
なかでも特に目立つのは、店の壁一面いっぱいに広がるポケモンたちのイラストです。「ポケモンを知っている人も知らない人も、お気に入りの一匹に出会ってほしい」という思いを込めて、これまでの冒険で発見されたポケモンを可能な限り描きました。

また、より多くの人がこの場で遊べるようにと、テーブルやイスの数はもちろん、デザインにもこだわりました。このテーブルを使って、カードゲームやビデオゲームのイベントや大会が開かれています。

3. 身近な場所で、誰もがポケモンと出会えるように
オープン当日から、多くのポケモンファンが来店して賑わったセブン-イレブン。“ポケモンが好き”という共通点が、人と人との新たな出会いを生み、ファン同士の良好な関係を育んでいきました。
コンビニには多種多様な人が訪れます。その中心にポケモンが存在し、その場で楽しめる遊びを提供できれば、ポケモンを好きになってくれる可能性は広がっていくことでしょう。