1.「思考する」を遊びに
ポケモンたちと「ひらめき問題」で遊ぶうちに、子どもも大人も頭がほぐれていく――。2025年7月にリリースした『ポケモンフレンズ』は、そんなコンセプトで開発されたゲームです。
「ひらめき」をテーマにしたゲームアプリを開発した経緯について、担当者はこう話します。
「ポケモンと一緒に「むしばきん」と戦う歯みがき習慣化アプリ『ポケモンスマイル』をリリースした際、歯みがきのようなちょっと面倒なことも、ゲームと掛け合わせることで無理なく続けてもらえることがわかりました。そこで今回も、 自然に思考力を鍛えるゲームをつくりたい、ポケモンを通して子どもの成長に貢献したいと考えたのです」

△ひとふでピカチュウ
『ポケモンフレンズ』に収録されたひらめき問題の提供元は、思考力を高める知育アプリ教材『Think!Think!(シンクシンク)』を開発したワンダーファイ株式会社です。空間認識力や論理思考などの土台が育つ迷路やパズルなどの問題をベースにし、さらにオリジナル問題を加えた1200以上のひらめき問題を用意しています。
2.「もっと解きたい!」のワクワクを生み出す
開発チームは、問題ごとにポケモンたちの「らしさ」が発揮される表現を追求しました。
そうして完成したのが、でんきタイプのピカチュウの電気を一筆でつなぐ「ひとふでピカチュウ」や、まんまるなボディが特徴のタマザラシを転がす「ころころタマザラシ」などの、ひらめき問題です。

さらに「ひらめき問題を解いて頭をほぐす」というテーマから着想を得て、「イトダマをほぐしてぬいぐるみをつくる」要素も盛り込みました。ひらめき問題を解くと手に入る「イトダマ(糸玉)」を「ぬいマシン」に入れることで、ポケモンのぬいぐるみをつくることができます。
デザインは、開発チームの中でも特に「ぬいぐるみ愛」が強いメンバーが担当しました。デジタルでありながら、本物のぬいぐるみを手にしたときのような柔らかさを表現できないか?もっと集めたくなる愛らしいポーズやはどんなものか?一つひとつをこだわり抜き、毛糸の質感が特徴的なぬいぐるみをつくりあげました。
集めたぬいぐるみは「ぬい部屋」に飾ったり、ゲームの舞台である「シンクタウン」の住人に渡したりすることも可能です。

△ゲーム内に登場するぬいぐるみカタログ
「 ポケモンと一緒にひらめき問題を解き、ぬいぐるみを集めて、もっと解きたくなる。このように、ユーザーの中に自然と“考える習慣”のサイクルが生まれればいいな、と思っています」(開発担当者)
3. 子どもも大人も、日常に「ひらめき」を
さらに、『ポケモンフレンズ』では、ユーザーの解答スピードや成長度に合わせて問題の難易度を自動的に変え、誰でも挑戦しやすい仕組みを採用しました。これによって、 子どもも大人も、問題に取り組む手応えを感じながら夢中になれるようにしています。
「保護者やきょうだいで遊ぶと、年齢の低い子のほうが直感的にひらめいて速く解けるなんてこともありますよ。ぜひ、いっしょに遊んでみてほしいですね」(開発担当者)

△「ニャビーのぼうけん」レベル1(左)とレベル9(右)
子どもはもちろん、大人にも「考える」習慣を日常に取り入れてもらいたいと担当者は語ります。
「当社が行った調査*によると、目的なくついついSNSや動画などを見てしまう大人は少なくありません。そんな方々にも、ぜひ考える習慣を取り戻してもらいたいですね。私自身も、昼食後に『ポケモンフレンズ』をプレイすることが日課になっています」
*ついやってしまいがちな「考える機会が減ってしまう生活行動・意識調査」より

リリースから1カ月で100万ダウンロードを突破した『ポケモンフレンズ』。9言語に対応していることもあり、欧米やアジアなど幅広くダウンロードされています。SNSでは、ひらめき問題への手応えや、思い思いのぬいぐるみコレクションなどが投稿されています。
この反響を受け、担当者は「考えることそのものの楽しさを感じてもらえたらうれしい」と笑顔を見せました。
子どもにとっても保護者にとっても、安心して遊べるアプリとして選び続けてもらえるように開発を続けていきます。『ポケモンフレンズ』は、今後も更なるアップデートを続けていきます。